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由緒書より
当神社は、式内社で和泉五社の一、泉州二の宮であります。穴師の里、千古の神境に神殿奥深く鎮まります。
主祭神は、農業の神であらせる天忍穂耳尊、紡織の神であらせる栲幡千々姫命
の御夫婦二柱の神であり、天忍穂耳尊は天照大神の御子神で皇室の御祖神の系列にあらせられ、栲幡千々姫命は御名の通り、栲は古い衣服の原料となる麻・絹・綿等一切の繊維類の総称であり、幡は「繪」「服」の字に相当し、布帛の総称で、はたものは、織機の意味で衣服の紡織に種々工夫改良を加えられた姫神様であらせられ、泉州の地が今日農耕並に紡織を以って繁栄して居りますのも洵に御神徳のいたすところであります。
衣食の安定は政治の中心でありますので、往古より歴代の天皇の当社に対する御崇敬は、文献に数々残されて居りまして枚挙にいとまがありません。
又、古来より、幼児虫封じに霊験あらたかと云われ、参拝者多数ございます。 |
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